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ポーゲンポールジャパン株式会社 川島 東治社長 vol.4 趣味は結局コミュニケーション

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2010年6月23日

ながらくお付き合いをいただきましたブログ寄稿
も今回で最後となりました。「コミュニケーション」
をキーワードにとりとめのないことを書かせていた
だきましたが、硬い内容になってしまっていたの
ではとの反省を踏まえ、僭越ながら今回は私の
プライベート・ライフを紹介したいと思います。
         
私は何より人と接すること、いろいろと見聞きする
ことが好きです。ひとりでじっとしているというのは
仕事で黙々と作業を進めるときは別にして、性分
に合いません。妻の言葉を借りると「回遊魚」。酸
素を得るためにも常に動いていなければならない
のです。
         
私の休日はある意味、平日より忙しいかもしれま
せん。私の一番の趣味は何かと問われれば、実
益も兼ねるという点で「料理」を一番に挙げたいと
思います。今回はプライベートなことを述べようと
していますので、実益というのはキッチン販売を職
業にしているという意味ではなく、家族にとっても
有益であるという意味です。
             
休日の家での食事は、基本的に全て私が作りま
す。料理することが、その食材を買うために買い物
をするところから含めて、好きなんです。自宅の周
りには、自転車や歩いて廻れる範囲のスーパーが
4店と、いわゆる「市場」を含めた商店街がひとつあ
ります。運動不足を補うことを含め、これらを全て歩
いて廻ることから私の休日は始まります。
        
自家製パン.jpg
        
土曜や日曜の朝は可能な場合は前日に小麦粉を
こねるところから始まる自家製パン。サラダや即製
のツナ缶を使ったパテ、卵料理があって、冬には自
家製のハムも食卓へ。オレンジジュースとコーヒー
と一緒のヨーロピアンスタイルの朝食です。これが
済むとその日の昼食や夕食の献立を考えつつ、ス
ーパー廻りとなるのです。
            
ヨーロピアンスタイルの朝食.jpg
          
この土曜日は久しぶりに休日を取れたので、数
年ご無沙汰していた築地市場に行ってきました。
小売店ではなく、中卸店での買い物です。アイス
ボックスを肩に掛け、さながら「業者」の顔でマグ
ロやムール貝、ホヤなどを購入しました。この日
の夕食はムール貝のワイン蒸し、マグロのカルパ
ッチョ、パンはフォーカッチャというイタリアンメニュ
ー。ワインが進みます。ホヤは酢醤油で予め作っ
ておき、この料理を作っている最中、ちびちびとキ
ッチン・ドリンクを楽しむ私のためだけの肴です。
これが好きで料理を作っているかもしれません。
         
イタリアンメニューの夕食.jpg
        
料理以外に好きなことは運動すること。二男が
なぜ今さら、とも思いますが最近野球の楽しさ
を覚え、日曜日の午前は近くの運動場でキャッ
チボールやノックをすることが日課となりました。
          
近所の銭湯.jpg
       
日曜の午後はきっちり午後3時半から、近くの
銭湯へ必ず行きます。ここは世田谷区でも4軒
しかない温泉で、サウナ、ジェット風呂などもあ
り、私にとってはリラックスできる全てが完備さ
れている最高の施設です。午前中の運動で疲
れた筋肉を癒し、常連さんとの会話を楽しみま
す。汗をたくさん流して新陳代謝を促し、水も多
く摂るので血液も浄化された気分になります。
1時間半程度の入浴を終えると家路に急ぎ、乾
いた喉に冷たいビールを注ぎいれます。生きて
てよかったと実感できる瞬間ですね。
          
         * * *
長い休暇で旅行したり外食したりと非日常的な
休日を楽しむことも好きなのですが、日常として
の私の休日は仕事を一切考えない(これが一番
の「非日常」とも言えますが)、誰からの制約も
受けずに自分の欲求を満たすことのできる本当
に貴重な時間です。それが妻や子供たちのため
にもなり、自分の健康維持にもなり、さらに地域
とのコミュニケーションをも図られていることに私
自身も満足を感じています。
       
コミュニケーションとは、それを通して社会との
連鎖を再認識することでしょう。それを喜びと感
じるか、苦痛と感じるかで大きく二分されてしま
うようです。人は一般的に家族という最小単位
での社会生活があり、成長するに合わせて社
会が大きく膨らんでいきます。人間は結局ひと
りでは何もできないという根本的なことに思いを
馳せると、他を知り、己を知ってもらうことがいか
に大切なことかがわかります。
        
さて、私の寄稿は今回で終了です。ポーゲンポ
ールのキッチンは一部の限られた方々のみに
提供される商品ではありません。それぞれのラ
イフスタイルやご自分を取り巻く「社会」に、実り
あるコミュニケーションを創造し育む空間です。
       
「キッチンを進化させる」と会社を興した創業者
フレデミール・ポーゲンポールは、それを通して
本当に進化させたかったのは、希薄になること
で人間関係や社会を脅かすことになるかもかも
しれない「コミュニケーション」だったのでは、と
私はいつもの銭湯で温泉につかりながら考えた
のでした。
(了)
        
       
ポーゲンポール(poggenpohl)サイト


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