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アーネストコラム「洒洒落落」ネコ・パブリシング 編集長 平井 大介さん

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2011年10月04日

フランクフルトでのスーパーカーたち:フェラーリ編

ふたたびアーネストコラム「洒洒落落」に寄稿させて頂くことになりました、平井と申します。現在フェラーリ専門誌『SCUDERIA』と自動車ニュースサイト『HOBIDAS AUTO』を担当しておりまして、先日その両媒体の取材を兼ねて、フランクフルト・ショーへ行って参りました。ということで今回は、「フランクフルトでのスーパーカーたち」をテーマにお伝えできればと思います。どうぞしばらくお付き合いください。


このドイツ・フランクフルトで開催されるモーターショーは2年に1回開催されていますが、正確には「Internationale Automobil Ausstellung」、直訳すると「国際的な自動車展示」となりまして、略して「IAA」、「フランクフルト・ショー」などと呼ばれています。会場の広さだけで言えば最近は中国のモーターショーがダントツですが、内容も含めれば、未だにフランクフルトは世界最大級。2日間のプレスデイでは全く時間が足りないほど充実した(そして取材的にはツライ)モーターショーです。


1回目は、やはりSCUDERIA担当としてフェラーリ以外にはありえません(笑)。ある意味、今回これがメインの取材とも言えます。はい、「458スパイダー」というニューモデルの登場です。同じ4.5LのV8(だから458なのです)をリヤミッドシップに搭載するクーペ「458イタリア」、そのオープン版となりまして、458イタリアで定評のある圧倒的な運動性能をオープンエアで楽しめるという、実に魅力的なモデルです。

しかもルーフを布製のソフトトップではなく、ハードトップで開発。普通に考えればハードトップのほうが重いですが、何とフェラーリはハードトップをアルミ製とすることで、逆に25kgも軽量なものを造ってしまったのです。こうなると、同じ運動性能を持ち、スペック面もほぼ同様。もし屋根を閉めたときのデザインが気に入れば、スパイダー以外の選択肢はあり得ない? とさえ思います。でもそこはフェラーリもちゃんと考えていて、クーペのほうのセッティングをよりハードに変更するマイナーチェンジを予定しているみたいですけどね。

なお458スパイダーについては、10月11日発売のスクーデリア95号で徹底特集しておりますので、どうぞそちらもご覧下さい。次回はフルモデルチェンジ版911を発表した、ポルシェをお届けいたします。


Ferrari_01.JPG

こちらがフェラーリ458スパイダー。F430スパイダーの後継モデルとなります。

Ferrari_02.JPG


458スパイダーのデザインは会場の評判も上々。個人的にも実に美しいと思います。


Ferrari_03.JPG


これがアルミ製の電動ハードトップ。わずか14秒で開閉が可能となっています。

Ferrari_04.JPG


同じ電動ハードトップを持つV8モデルの「カリフォルニア」。フロントエンジンという違いはありますが、フェラーリは客層が違うと、両立に自信を持っています。

Ferrari_05.jpg


Ferrari_Image.JPG

ブース奥のラウンジ。とある撮影のために「赤い飲み物」をリクエストしたら、ストロベリージュースが。これが驚くほど美味。さすがフェラーリ・ブースと改めて感心。


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