フランクフルトでのスーパーカーたち:ランボルギーニ編
フェラーリ、ポルシェと続いた「フランクフルト・ショー」レポートの第3弾。今回はこちらもフェラーリのライバルとなる、ランボルギーニをピックアップします。
ランボルギーニの「燃えたぎる」情熱は、フランクフルト・ショー前夜から感じられました。大きなモーターショーになりますと、数社が前夜祭的なイベントを開催します。その中で最大級となるのがフォルクスワーゲン(VW)グループのイベント、通称「VWナイト」です。何せ、VW、アウディ、ベントレー、ブガッティ、セアト、シュコダ、(最近VW傘下となった)ポルシェ、そしてアウディ傘下にあるランボルギーニまでが含まれるのですから。メディア向けとなる数千人を想定した会場は満員御礼で、噂では入れなかった人もいるとか。私は日本人らしく定刻前に到着し(笑)、最前列確保しましたので大丈夫でしたが。
そこでランボルギーニは、文字どおり「燃える」パフォーマンスで会場を盛り上げました。そう、炎です(写真参照)。そして燃えるような赤い専用色を持つ限定車「ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ」が、炎と共に登場したのでした。ガソリン積んでいるクルマが……などという日本人的心配はイタリア人には不要。いかに会場を盛り上げるか! 実にイタリアらしい部分です。もちろん安全性には最大限配慮している……ハズです(笑)。
この限定車はもちろん、フランクフルト・ショー会場にもディスプレー。そしてブースには春のジュネーブ・ショーで発表された新型V12フラッグシップ、「ランボルギーニ・アヴェンタドール」も2台が並んでいました。実は久々のモーターショー取材で、このアヴェンタドールを見るのは今回が初めて。しかし想像どおり、いやそれ以上に存在感のあるデザインでした。既に日本にも上陸してディーラーイベントなどに登場しているので、街中で見る日もそう遠くないと思います。
次回はこれまで紹介した、3ブランド以外のスーパーカーたちをピックアップします。ちなみにフランクフルト・ショーのレポートは、HOBIDAS AUTOで既に展開ズミです。ご興味がございましたら、あわせてご覧下さい。
http://auto.hobidas.com/
ショー会場に飾られたアヴェンタドール。マットブラック仕様でした。
ホワイトと2台を展示。有機的なデザインは、実に存在感があります。
発表前のガヤルドLP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ。車名が長いです(笑)。
前夜祭「VWナイト」にて。このように本物の炎がバンバン噴かれる中で登場。
こちらもVWナイトの1枚。とにかくスゴイ人で、VWグループの注目度の高さが伺えます。
ふたたび会場から。ブースのお姉さまがファッショナブルなのは、ランボルギーニを始めとしたイタリア系の特長です。