去る2012年1月、放射性物質が混入したコンクリートで建設された住宅で、高い放射線量を測定したというニュースが発表されました。
人生で大きなウエイトを占める住まいで過ごす時間に不安があるなんてもってのほか。弊社ではお施主様の放射線への不安を払拭するべく、即座に社内でコンクリートにおける放射線量測定のマニュアルを設定し、自主検査を実施しております(※注)。
測定はコンクリート打設時と躯体完成後に行います。
建設中の建物を対象とし、測定器を使った放射線量チェックにより、異常がないかを確認しております。
コンクリート打設時は、土地と現場に到着したばかりの生コンクリートを数回に渡り測定します。
コンクリート到着後すぐに採取するわけは、
万が一異常があった場合、原料の採取地の特定を可能とするためです。
そして躯体完成後に再度、寝室やリビングなど、比較的長く時間を過ごす場所を中心に再度測定を行います。
目に見えないものだからこそ不安は大きく、震災後においては放射線量がその最たるものでしょう。そんな不安要素を数字という明確な形で示すことで、ご納得とご安心を提供できたらと考えております。
弊社の放射線量測定マニュアルは、東京都が公表しているデータを参考としております。都内各所の放射線量を1時間毎に測定・公表したデータが閲覧可能です。
◆東京健康安全研究センター 環境放射線測定検査◆
※注:検査対応プロジェクトについては、現場の状況・施工スケジュール等により、弊社で選定させていただいております。
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