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アーネストコラム酒酒落落第16回目の連載は…

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年9月24日

第16回目の連載コラム「酒酒落落」の担当は 、東京・深川の江戸指物師の家に生まれ、現在はモダンなインテリア空間にあったオーダー家具キッチン製造を手掛けるニシザキ工芸株式会社社長・西崎克治さんです。


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2010年4月より、2度目のご登場となります。


西崎さまの過去の記事はこちら
http://earnest-blog.jp/past/2010/04/




今回のテーマは
「江戸三大祭 深川八幡まつり」。
富岡八幡宮神輿総代連合会の総代もつとめる西崎さまの視点から切り取られた
歴史ある祭の魅力を、存分にご紹介いただきます。


以下、西崎さまからのメッセージです。


今年の8月12日、深川は4年ぶりの連合渡御が行われました。東日本大震災早期復興祈願と書かれた幟が町の隅々に立ち並び、奥州平泉からも神輿が参加しました。また、天皇皇后両殿下がご覧になる下で神輿を差し上げることができた快挙。地元にとって、歴史に残る大祭となりました。そんな深川八幡祭りと深川の歴史、祭りの準備から本番当日までの様子を、4回にわけてご紹介致します。
ニシザキ工芸株式会社 西崎克治


西崎さまの連載は10月1日(月)よりスタート致します。
ご期待ください。


ニシザキ工芸
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http://www.nishizaki.co.jp/        


東京・深川でオーダー家具やオーダーキッチンを製造するニシザキ工芸は、一昔前までは神楽坂にも店を構え、花柳界に火鉢や脇息、衣桁、鏡台などを納めていた江戸指物(さしもの)師でした。指物の伝統を踏襲しながら現代のインテリア空間にあった仕事を手掛けています。




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駒沢空間ショウルーム アーネスト本プレゼントキャンペーンのお知らせ

  • ABOUT US
  • 2012年9月15日

3連休の初日となりますが、いかがお過ごしでしょうか。
東京は残暑が感じられるものの、
すがすがしく晴れやかな天気となっています。
こんな良い気候のときこそ、実際に展示場に足をお運びいただき、
住宅を検討されてみてはいかがでしょうか?


* * *弊社で建築をお考えの方にお知らせです。* * *


弊社の唯一の展示場である駒沢ショウルームでは、
秋の折込チラシキャンペーンを実施しております。



チラシの表紙はこちら ※クリックすると拡大します。



※クリックすると拡大します。


駒沢公園ハウジングギャラリーの新聞折込みチラシを
ご持参の方を対象に、
アーネストの30年の歴史を集約した雑誌
「アーネストの住宅」(定価1500円)をプレゼントいたします。


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モダンリビングの別冊本として発行されましたアーネストの作品集です。
お蔭様で大変好評をいただいております。


チラシをお持ちのお客様は、ご持参の上ご来場くださいませ。
※弊社のショウルームをご見学・
建築の相談をされる方に限らせていただきます


チラシの配布は本日9月15日(土)と9月21日(金)となります。
キャンペーンは9月23日(日)まで行っておりますが
先着10名様に達成次第終了となります。
ご興味をお持ちの方は、お早めにご来場いただければ幸いです。


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スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。


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素敵な連休をお過ごしください。


駒沢空間ショウルーム
TEL:03-5707-5656
http://earnestgroup.net/showroom/




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アーネストコラム酒酒落落 NEXT代表 加藤洋一さん 第四回 ブラックルーム

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年9月10日

指定席へどうぞ。


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漆黒の闇に灯る一条の光。その下には静かに主の訪れを待つ椅子が一脚。
外界とは全く異なる時間軸で時が流れる空間。
認識としての「離れ」。




これは私が「ホームシアター」の機能を純化、追求した結果到達した究極の解としての空間の在り方です。2004年に「ブラックルーム」という呼称で発表し、理解を得られるには時間を要するだろう、という予測はすぐに裏切られ、体感した方々の多くにご導入を決めていただきました。
前回までに述べてきたスマートハウスの姿は、エンタテインメントを中心に据えて、いつでもどこでも快適で便利な生活を実現するもので、空間の仕切りを超えて充実する性能は、謂わば「オープン化」する方向性をもっています。逆説的になりますが、日常的空間がオープン化すればするほど、それとは全く正反対の「非日常」を持つことが必然となってくると思います。
旅に出る、別荘に籠る、そうした時間ももちろん貴重なのですが、非日常に誘う空間をひとつ、自宅に用意することも忙しい現代人にとっては一考に値するのではないでしょうか。


「ブラックルーム」はテクノロジーが創る闇です。
映像にとっては映り込む余計な光は極力排除したい。音楽にとっては他の音は雑音であり、観たい映像、聴きたい音に集中するためには、外部の音と光を遮断した漆黒の闇こそが理想の空間となります。再生するための機器の存在もできる限り消し去ってしまうことが肝要です。
しかしながら、人間は本能的に闇には恐怖感を抱きます。そこで、照明というテクノロジーを使い、暗闇と仄かな灯りとの対比を生み、指定席に腰掛けたあなたを安堵と心地よさが包み込む仕掛けを作ります。まるで胎内の記憶が呼び覚まされたように心が落ち着き、しばらくすると自分の呼吸と心拍音すら聴こえてきます。五感のひとつ「視覚」が奪われることで、他の感覚、特に聴覚の感度が上がることを経験したことはありませんか?「闇」や「暗」という漢字に「音」の文字が含まれていることには、人間の視覚と聴覚の関係が表れているように思います。
以前、インテリアデザイナーの内田繁氏と対談した折に、千利休の待庵とブラックルームとの共通点についてご指摘を受けたことがあります。「待庵の壁は黒く塗られ、ホリゾントをなくしている。つまり利休は、真っ黒の空間にして限界をなくすことで、自分のいる場所が宇宙につながっているという感覚を人工的に呼び起こそうとしたのだ。利休が待庵に求めたのは宇宙を凝縮したような空間だったといえ、そういう意味でブラックルームは待庵を彷彿とさせるデザインだ」というお言葉をいただきました。


対談記事の詳細はこちら
http://www.next-yk.co.jp/pdf/htp2008-49.pdf


もともと映像と音楽を楽しむ究極の部屋を創ろう、というコンセプトで設計した空間ですが、非日常の空間として余計な装飾を削ぎ落とした結果、「茶室」に通ずるデザインになったことは私自身、興味深いことだと感じています。
感覚を研ぎ澄ませることのできるブラックルームは、読書や瞑想のための部屋としてお使いいただくなど、そこでどう過ごすかはもちろん自由です。
とはいえ、私が本当にお勧めしたいのは、やはりエンタテインメントを徹底して愉しむこと。
感覚的感度が上がった状態で映画や音楽を鑑賞することによって、対象への没入感は格段に高まります。エンタテインメント専用の部屋を設える意味はそこにあり、俗世から一気に引き離され、非日常に浸る爽快感をぜひ味わっていただきたいと思います。


* * *


こちらのブログタイトル「酒酒落落」は英訳すれば‘free and easy’となるそうです。
心にわだかまりがなく、何ものにもとらわれない、自由な様。
投稿のご依頼をいただいた際に、それこそ真のスマートハウスが支えるべき在り方であり、我々が密かに「アタラクシア」と呼んでいる境地に通じるものと、ひとり合点がいき、慣れない執筆を拝受した次第です。
「アタラクシア」についての想いはいずれまたお目にかかれた機会にでも、と願うのみですが、日々の生活にときめきをもたらすテクノロジーについて幾ばくかでもお伝えできたのであれば幸甚です。
拙文をお読みいただきましたことに深く感謝しつつ、筆を置かせていただきます。




NEXTウェブサイト
http://www.next-yk.co.jp/




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アーネストコラム酒酒落落 NEXT代表 加藤洋一さん 第三回 マルチモニター・システム

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年9月03日

音楽と並ぶもう一つの重要なエンタテインメント要素は映像です。


先頃、世界中が熱狂に包まれたロンドンオリンピックも映像なしで伝達されるだけだったとしたら、かくも盛り上がりを見せることはなかったでしょう。昨年には地上波放送がデジタルに完全移行し、携帯電話を使ったワンセグ放送も定着、夢のように語られていたテレビ電話はインターネットの出現であまりにもあっけなく実現してしまいました。
映像との関わりは食事と同様といっても過言ではないほど、現代人の生活になくてはならないものとなっています。そして、映像と切っても切れない関係にあるのが「画面」、「モニター」の存在です。私たちの身の回りにはTVをはじめとして、コンピューターのディスプレイ、携帯電話、デジタルフォトフレーム、防犯カメラのモニターなど、数多くのモニターが溢れています。エンタテインメントのためだけでなく、いわゆる「情報」を得るためにも欠かせないアウトプット端末が「モニター」です。
それらは、もちろん有用なものではありますが、ふと冷静になって空間を眺めたとき、別々の場所に置かれたそれらのモニターは雑然とした印象を与え、インテリアの中で違和感を漂わせています。映像があるときはまだしも、何も映し出されていないオフの状態のモニターには美しさを感じることはほとんどありません。TVシステムは大型化の一方でどんどん薄型化も進み、壁掛けにしてお部屋のインテリアの一部に、という提案も多々見かけますが、それでもオフの時の違和感は払拭できません。どんなに丁寧にインストール/ビルトインしても、違和感が消えないのは、モニターという製品のマテリアルが表に出てきてしまうためです。


そうした問題のソリューションとして考案されたのが、「INTELUX(インテルクス)」という名の新しいマルチモニターシステムです。ルクスとはラテン語で光を意味し、光とテクノロジーをインテグレート(統合)することで映像と空間の新しい関係を提案していこうというのがそのコンセプトです。INTELUXは、オフの時には鏡のように空間を映し出し、必要な時にだけ必要な画面をオンしてTVや大小複数の映像を表出させることができます。鏡という生活空間に溶け込むマテリアルの向こうから、艶やかな映像が流れるマルチモニターシステムは、いくつもの映像をすっきりとひとつにまとめた形で見せることができますので、インテリアとしても洗練されたスタイルの演出が可能です。


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一見、美しい壁面家具のように見えますが…


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INTELUXマルチモニターシステムなら、TVでニュースを観ながら、PCモニターで今日の天気とスケジュールを確認、もう一つのモニターには子供部屋の様子が映し出され、玄関に誰かが近づくと同時に画面がポップアップして訪問客に対応・・・という情景が空間にしっくりと馴染む形で実現します。





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iPad上のリモートコントロール画面


小さな画面をひとつだけオンにして、例えば熱帯魚の映像を流しておいたとしましょう。まるで本物の水槽が壁に埋め込まれているように見え、ゲストの反応が楽しみな、ちょっとしたサプライズになります。また、タッチセンサー機能を組み込むことで、操作性は格段にアップし、こちらにご紹介する動画のように画面の切替えなどが直感的に行えるようにもなってきました。センサー技術は今後更に進化することは確実で、音声認識やしぐさによる制御など使い勝手はどんどんよくなっていくことでしょう。





* * *


映像のコンテンツは「情報」と「エンタテインメント」の2つに分けられることは先にも述べましたが、一言で情報といってもTVのニュースだけでなく、インターネットの情報も防犯カメラの映像も情報です。エンタテインメントは映画、スポーツ、コンサート、アニメといろいろあります。テレビ番組もそうですし、デジタルカメラの写真も含まれます。それぞれのコンテンツには相応しいサイズがあります。私は湾岸戦争の頃、戦場の映像が頻繁にニュースで取り上げられるのを観たとき、小さなお子様のいる家庭でいつもの大画面でそうしたニュースを映す出すのはどうなのか、と考えたことがあります。そうした報道は映画を観る画面とは異なるサイズの画面で区別して子供たちには観せていくべきではないかと思ったのです。現実を直視するのにリアルサイズである必要はなく、エンタテインメントとは見方を明らかに区別することで人間としての感覚を育てることが大切だと思います。少し話が逸れましたが、情報が溢れる現代社会だからこそ、複数のモニターを使い分けていく必要があり、それらの制御と見え方が賢く、人に優しいものでなければならないのです。
これからのスマートハウスの中核には、音楽のためのマルチルームシステムと、映像のためのマルチモニターシステムが欠かせない、ということがおわかりいただけると思います。


次回最終回は、スマートハウスにもてなしの要素をもたらし、真に心地よい空間を完結させる、「“離れ”のススメ」を献上いたします。


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