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アーネストコラム酒酒落落 アムスタイル代表・清水克一郎さん 第一回「キッチンの仕事のできること」

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年6月10日

僕は自分の心の内や考えを文章にしたことがほとんどありません。筆不精もひとつの理由ですが、仕事の目的が自己表現ではなく、人が喜ぶことをカタチにすることに徹底してきたことが一番の理由でしょう。カッコ良くいえば自分を語らない。それが信条なのですから、今回アーネストブログへ寄稿させていただくことはちょっとした冒険でもあります。でもせっかくですのでこれを機会に、自分なりに僕とアムスタイルの仕事の内面を掘り下げてみたいと思います。


* * *


>>キッチンの仕事のできること


僕は20代、30代を通して音楽に関わる仕事を続けてきました。32才で会社を作ってからもその環境は変わりませんでした。そして傍目には突然、38才の時にアムスタイルキッチンを創業したのです。なぜだったのでしょう。その理由について先日ふと考えさせられたシーンがありました。


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スケルトンリフォームの解体の初日に立ち会った御宅のキッチンの壁に、黒いサインペンで書かれた「ありがとう」の文字。ご家族が退去される時に書いたようです。僕は思いました。「僕たちはこの家族の新しい人生を作る仕事をしているんだ」と。ともすればデザインや素材選びなどものづくりの表層的なことばかりに捉われ、施主の気持ちの奥底にある想いを理解しないまま仕事をしていることはないのかと。昔、音楽に携わっていた頃はどうだったのでしょう。自分のアイデアや企画に酔いしれてお客さんや周りのスタッフの気持ちを一つにすることに専心できていたのだろうかと。


実は自分の中ではキッチンを作る仕事は、エンターテイメントそのものなのです。
施主の思いとアムスタイルの表現手法の接点を見つけてキッチンをつくる。できることならば完成した時には、施主が涙してしまうほどの感動を与えたい。音や映像でできることが、家づくりの仕事にできないはずはないと信じて、毎日の仕事に向かっています。


>>暮らしの息づかいを伝えたい


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実はアーネストさんとアムスタイル、共通していることがあります。それは広告表現です。どちらのブランドもそこに使われている写真のほとんどが、実例であるということ。これは自画自賛ですが大変に価値あることなのです。
施主が選んだ土地やマンション。設計士やインテリアコーディネイターなど多くのスタッフが関わり出来上がっていく空間に、アムスタイルのキッチンが据え付けられる。そして完成した家。窓から望む風景も大切です。塗り壁の質感も大切です。これらの写真にはどんな有名ブランドのスタジオ写真にもない、そこに暮らす人々の息づかいと積み重ねられてきたセンスが横たわっています。今後、そんなアーネストさんとアムスタイルのコラボレートも期待いただけるのではないでしょうか。


>>オリジナリティより大切なこと


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先日、久々に軽井沢で撮影を行いました。この施主さん実は軽井沢で2軒目の家づくりです。1軒目もご一緒させていただき、再度ご指名を頂いた喜びはひとしおです。写真で感じていただけるでしょうか、家中に溢れるゆるやかな時の流れを。置かれた家具はブランドで取り揃えられたものではなく、肩肘張らないセンスの良さを感じます。旧軽井沢の木立の中にポッカリと空いた土地に佇む平屋建て。リビングとテラスの両方に設えられた暖炉。林と室内の端境が季節や暮らし方によって変化する家です。


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キッチンは大理石をぶ厚くあしらい、堂々としたフォルムで戸外と空気を共有しています。実はこのキッチン、お話を頂いた時にはお客さまのイメージは出来あがっていました。僕たちがしたことは、それを具体化したこと。お客様が思い描いたデッサンに、細かい寸法やツヤの質感などを加え、額装して出来上がった一枚の絵のようなキッチンです。


* * *


僕はオリジナリティという言葉が好きではありません。世界でたった一つの・・・なんてものも興味がありません。その人が歩んできた人生、その人の内面から溢れるものをしっかりと受け止めて、アムスタイルの世界観の中で好きなように演じていただく。施主がまとめきれない、とんがった部分も残しつつ、言わば少しは未完成でも、一目でアムスタイルだと分かるような上質感をその家に残してゆきたいと考えています。


ちょっとテーマの定まらない話になってしまいました。軽井沢から次回はどこへ行きましょうか。


amstyle(アムスタイル)


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アーネストコラム酒酒落落 第20回連載は…

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年6月03日

各分野でご活躍の方々がそれぞれの視点で自由にテーマを設定し、執筆いただく全4回の連載コラム「洒洒落落」は、次回で第20回を迎えます。これもひとえにアーネストブログをご愛顧頂いております皆様のお蔭です。
改めてお礼申し上げます。


記念すべき20回目のゲストは、上質を求めるハイエンド層から絶大な支持を集めるオーダーメイドのキッチン家具メーカー「amstyle(アムスタイル)」代表取締役の清水克一郎さんです。


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「永遠で不変」をコンセプトに、長く使い続けられる洗練されたオーダーキッチンの数々を発表。また近年はリビングコーディネートや住空間デザインまで広く手掛け、注目を集めておられます。




〜プロフィールご紹介〜


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清水克一郎さん


1961年 東京生まれ
慶応大学中退 
音楽制作、イベント企画などの仕事を経て
1993年 アムスタイルの前身となる会社設立
1999年 amstyle kitchenブランド立ち上げ
2001年 株式会社アムスタイルに改組
amstyleのコンセプトメイカーとして事業にあたっている。


連載にあたり、清水さんからメッセージを頂きました。


キッチンを建築や家具としての視点だけでなく、日々の暮らしを豊かにする音楽や絵画、例えればリビングに置いてある古いピアノのような存在として、そこに住む人へアムスタイルのコンセプトを提案していきたい。そんな仕事の日々の中で気づいたことを書き綴ってみたいと思います。
清水克一郎


* * *


単体としてのキッチンではなく、暮らしに溶け込んだキッチンの在り方を追求し、オーダーキッチンとその進化をリノベーションなどの住空間デザインで表現するなど、常に新しい挑戦を続けておられる清水さんが大切にされている想いとは。全4回に渡って掲載いたします。お楽しみに!




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amstyle(アムスタイル)
使い続けてこそ「ベスト」の状態に近づくものでありたい。そんな信念のもと、時の試練を受けて価値となるために素材を厳選し、細かなディテールでキッチンをくみ上げていく、日本を代表するオーダーメイドキッチンのブランド。素材の一つひとつに「真価」を追求し完成する使う人の暮らしに沿ったキッチンは、暮らしに、空間に、建築に美しく馴染み、豊かな生活を生み出してゆきます。
東京・福岡にamstyleの世界観を体感できる「アムスタイルラウンジ」を展開しています。




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クラフトスピリッツ株式会社新作DVDリリースのお知らせ

  • ABOUT US
  • 2013年5月27日

先週リリースをお知らせ致しました小冊子「LUXISM」に続き、新しいDVDが完成しましたのでご紹介致します。


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アーネストの作品の数々をナレーション付きでお楽しみいただけることで好評を頂いておりますDVDシリーズですが、今回はリフォーム・リノベーションの専門部門「クラフトスピリッツ」の作品群より、住宅や商業施設、オフィスなど幅広い実例を集めました。


クラフトスピリッツとしては第二弾となる今作のテーマは「STORIES(ストーリーズ)」。リフォームをきっかけに生まれる様々な物語を、実例写真と音声とでご紹介致します。


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スタイリッシュな老後を演出するための、デザイン性と機能性の両立を目指した住まい。


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モノトーンで統一しながらも、素材の変化により表情を生み出した住宅リフォーム。


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若夫婦のためのエレガンスな空間。


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5階に渡ってリフォームを実施した、オフィス件住宅の実例。


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安心と癒しを追求した婦人科クリニック。


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かつてない蕎麦屋をテーマに、モダンな内装に。


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日本家屋をオフィスにリノベーション。働きやすい環境作りを目指しました。


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下町に堂々と佇む由緒ある料亭を、オーナーの住居兼シェアハウスに。


それぞれが持つ「ものがたり」を、丁寧に掘り起こし形にしてゆく「クラフトスピリッツ」の作品の数々を、じっくりとご堪能いただければと存じます。


また、DVD第一弾としてリリースされた「RENOVATION」もご用意しております。
ぜひ、併せてご覧ください。




DVDのご請求はウェブサイト
「資料請求」ページより承ります
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アーネストマガジンLUXISM Vol.14リリースのお知らせ

  • ABOUT US
  • 2013年5月20日

ようやく暖かい日が続くようになり、日も長くなって参りました。


アーネストグループでは夏に先立ち、小冊子「LUXISM」の夏号(Vol.14)をリリースいたします。
最新作品のご紹介に加え、第4回目となったお施主様インタビューや、弊社のインテリア部門「アーネストスクエア」に注目した記事も掲載しております。




* * *LUXISM Vol.14 CONTENTS * * *


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◆作品紹介


弊社が手掛けた作品をご紹介いたします。
清々しい白がポイントとなった都心の癒しの空間や、健康志向のお施主様とともに創り上げたリフォームの案件など、多彩な事例をご覧いただけます。


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シャープな空間に自然の気配を採り込んだ住まい


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デザイン性とエコが融合したリフォーム事例




◆アーネストコミュニティ


「お施主様インタビュー」
弊社でご自宅を設計されたことでご縁が繋がった、現代アートギャラリー「eN arts(エンアーツ)」のギャラリスト、ロウ直美さんが登場。現代アートの虜になったきっかけや鑑賞の醍醐味、京都祇園にオープンしたギャラリーの魅力について、お話を伺いました。


「アーネストスクエアについて」
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2009年にアーネストグループのインテリア部門として設立された「アーネストスクエア」より、耳寄り情報をお届け。特別価格でのご提供やカードでのお支払いについて、インテリアコーディネートのご相談への対応など、世界各国の上質なインテリアブランドと提携を結ぶ弊社だからこそ可能なサービスをご紹介いたします。


提携ブランド一覧はこちら
http://earnestgroup.net/square/




◆インフォメーション


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5月末に新たにリリース予定のDVD「クラフトスピリッツ STORIES」のご紹介や、現在進行中のアーネストホームウェブサイトのリニューアル情報、プレゼンテーションや現場案内&外観ツアーなどをご案内いたします。


* * *


すでに弊社に資料請求を頂いているお客様、並びに弊社で建築をされたお施主様には、郵送でお届けする予定ですのでもうしばらくお待ちください。
その他のお客様でLUXISMをご希望の場合は、アーネストグループウェブサイトのお問合せフォームより『LUXISM希望』の旨をお伝えください。


また、本誌で取り上げてほしいトピックスなど、ご意見・ご希望がございましたら、お気軽にご意見をお寄せいただきますと幸いです。




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アーネストコラム「酒酒落落」グリーンコーディネーター幸繁信裕さん・矢野志保子さん VOL.4「これからの緑化」

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年5月13日

「これからの緑化」


みなさん、こんにちは。
3回に渡りご案内させていただいた「緑と花について」、最終回の今回は「これからの緑と花について」我々の想うところをお話させていただこうと思います。


人々にとって欠かせない緑とお花。
愛でる気持ちは今も昔も変わりませんが、いかにして「感じる」か、そのあり方はそれぞれの時代で変化してきていると思います。
感性の融合やライフスタイルにより、取り入れ方やしつらえ方は変化し、モノや物流の豊かさがその感性を具現化することを可能にしてきています。
屋上や壁面などの特殊緑化においてはさまざまな企業が技術開発をしており、よほど過酷な環境で無い限り緑化できないところは無いと思います。


それだけ自由度が高くなってきている緑化。
自由にお好みで選択し、植物との豊かな生活を楽しんでいただければ、
我々も嬉しく思いますが、世に出ている情報だけでは足りないと思う選択肢があります。




1つにそれは「多様性」。
インドアでもアウトドアでも、普通に購入できたり環境デザインやコーディネートで使用される植物はかなり限られたものになっております。
基準は主に「育成が容易」であること。これはとても大切だと思いますが、単調すぎてどこを見ても同じ植物では、おもしろみも半減。ちょっとしたアイディアやチャレンジ精神があれば、もっともっとわくわくする緑化ができます。
感動や発見は人々にプラスの力を与えてくれ、植物の魅力を再確認するきっかけにもなります。


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写真左:流通サイズのドラセナドラコ(和名リュウケツジュ)
写真右:ドラセナドラコ自生の姿


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写真左:ブラキキトンの自生の姿。そのユニークな姿からボトルツリーとも呼ばれる
写真右:国内で流通するブラキキトン(品種違い)の苗。将来画像左の様になるとは想像もつかない。


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写真左:コウモリラン 最近人気が高まりつつある植物。奇想天外な姿が面白い
写真右:メディニラマグニフィカ 比較的育てやすくとても美しい花を咲かせる植物だが市場に出回る量が少ない。




次に「適応植物」。
技術で植物を育成させることはできますが、もっともっと植物の適応能力を引き出し、容易に緑化することもできます。
無茶な場所に無茶な緑化をするのではなく、野に咲くたんぽぽやオオイヌノフグリ、シダやススキように自然とあるがままの緑化を心がけると手間やコストの面でもメリットがあります。
環境創造や植物との豊かな時間は長期的なもの。お水やりや害虫駆除や施肥など「義務的なこと」に手間やコストをかけるのではなく、剪定や間引きなど「直接植物に触れ、より美しく育てること」に時間をかける。そんな緑化は人々と植物のほどよい関係も作ってくれます。
土壌のないインドアやテラスでは「義務的なこと」は技術やアイディアで簡易化し、適応植物をしっかり選んであげればより豊かな時間を過ごせると思います。


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野生の草花の楚々とした美しさは改良された園芸品種では味わう事が出来ない。


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シロツメクサの群生、芝生とは違った美しさがあり、メンテナンスもかなり低減できる。時には四葉のクローバーを探したり、花の冠をつくったり。芝生には無い楽しみも生まれる。




最後に「日本」。
これは感性的な部分も大きいですが、日本人の持つ文化や伝統を継承する緑化。
現在の日本における緑と花のあり方は西洋式要素が大きいと思います。当然、西洋の良い文化や感性はどんどん取り入れていった方が良いと思いますが、自国の感性や文化や伝統と融合させる視点の緑化が増えていくとより良いと思います。
西洋のプランターに東南アジアの植物を植える、こういったコーディネートも素敵ですが、たとえば植え方・飾り方・置き場所に日本人の持つ季節感・お出迎え精神・見立て方などが融合されるとさらにハイレベルに変化すると思います。


もともと日本人はアレンジが得意だと思いますし、その感性は世界に誇れる奥ゆかしいものだと思います。
それを活かさないのは、非常にもったいないことです。
木の文化である日本が都市の木造化に向かう様に、我々は世界に誇れる都市、ビル、家の環境緑化へつながる「緑とお花のあり方」を模索し、提案し続けていきたいと思います。


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和の意匠を盛り込んだコーディネート


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コケ玉による演出緑化。和の雰囲気が落ち着いた空気感をつくる。


* * *


植物や自然の魅力は語り尽くせませんが、文字数に限りがございますので今回はこの辺で抑えようと思います。
機会がございましたら是非またお話させていただければと思います。
短い間ではございましたがブログを読んでくださった皆様、アーネストグループの関係者の方々、誠にありがとうございました!


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アーネストコラム「酒酒落落」グリーンコーディネーター幸繁信裕さん・矢野志保子さん VOL.3「季節について」

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年5月06日

「季節について」


今年の関東は、桜の開花がとても早かったですね。
なんだか追い立てられるように咲き、早々と散ってしまったという感じでしたが、その分今年の桜は見応えがあったように感じました。


桜が咲くと一気に春を実感しますが、それ以外にもアジサイと聞けば梅雨時期の蒸し暑さやしとしと降る雨を想像したり、紅葉と聞けば空がぐんと高くなった感じや、ひんやりした空気感を思い出したりしませんか?
季節の記憶は人によって違うかもしれませんが、たとえば私は、雪解けの時期に土から顔を出した“ふきのとう”を見つけた時、一気に幸せな気分になった思い出があります。
それは紛れもなく“ふきのとう”=春の訪れであり、それは雪国に住む当時の私にとって、とても嬉しい出来事として記憶しています。


そんな風に花や自然をキーワードにした時、人は何かしらそれぞれの季節の記憶やそれにまつわる思い出があり、季節を代表する草花であればどこかで共通する記憶を持っているのではないでしょうか?
ふきのとうではやや地味ですが、市場に行けば季節ごとにたくさんの花が出荷され、とても華やかで季節感にあふれています。
やはり花は見ているだけで楽しいものです。
例えばお部屋に一輪の花があるだけで雰囲気がぱっと明るくなりますから、花のパワーというのは凄いなぁと、常々感じます。




我々はそんな季節が与えてくれる記憶や時間、美しさを日々の生活の中で感じていただくシーズンディスプレイも行っております。
例えばグリーンの足元に少し季節のお花を足すだけでガラリと華やかさが増し、手軽に季節感を演出する事が出来ます。


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春の花鉢を取り入れた植栽アレンジ。


一輪挿しをセットするだけでも、省スペースで手軽に季節を感じることができます。グリーンの中に一輪挿しをセットするとみどりの中に咲く一輪の花のようで、美しさも引き立ちます。
季節や気分によってお花を交換できるのも一輪挿しのメリットで、日常の中でもちょっとずつ変化する季節の美しさ、わくわく気分を味わう事ができます。


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画像左:マンションの入り口に設置した一輪挿し 
画像右:緑の中に設置した花台 




商業施設では、お花を使ったもう少し大掛かりなシーズンディスプレイの企画が上がります。
お客様をお出迎えする気持ちを表現するのにシーズンディスプレイは有効だと思います。お花をはじめとする四季の美しさは、老若男女問わないものですから。


商品の切り替えやイベント時にディスプレイを変えることで、お客様へのより強いアピールにもなるでしょう。
我々がシーズンディスプレイで心がけることは「季節は美しい!」と感じていただける様、「四季の美しい部分を絞り込み、いかにわかりやすく伝えるか」ということです。
これはデザインがシンプルなものである、ということではなく、華美に表現する場合もあります。使う素材もデザインも自然界にはあり得ないものであったり、アート的な要素が強くなる場合もあります。そこには永続的な緑化とは違った発想力、応用力、技術的なノウハウが必要になります。


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春/桜のディスプレイ


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秋/小動物を使った実りのイメージのディスプレイ


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クリスマス/様々なスタイルのクリスマスツリー


樹木をディスプレイに用いる時、多くの場合花や葉はフェイクを使いますが、よりリアリティを求め幹や枝は本物の樹木を使います。
当然1本1本全て異なる枝振りなので、林業者さんのところへ直接イメージに合う樹木を選びに行く事もあります。


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イメージに合う樹木を選びに山へ!


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山採りの樹木を使った秋のディスプレイ(葉はフェイク)


一人でも多くの方に自然の美しさや季節の移ろいを感じていただき、その方の時間がより豊かになるよう、これからも表現し続けたいと思います。


* * *


1日3分お時間が作れる方は玄関やお庭に一つでも良いのでお花の苗を植えてみてはいかがでしょうか。
お世話をして苗が大きくなり、つぼみが上がり、花が咲く。自身で育てたお花は格別に美しく感じるものです。
1輪摘んで、お部屋に飾ればたった1輪でも生活に彩りが添えられたように感じられるはずです。
ラベンダー等香りのする花なら、室内でもその香りを楽しむことが出来ます。
お花はグリーンと違い咲き終わった花を摘んだり、時期が終われば株ごと交換しなければならなかったりと、それなりの手間もかかるのですが、その労力に報いるだけの、いえそれ以上の感動をお花は届けてくれるはずです。


花のある日常。季節を感じる毎日。そんなライフスタイルは気持ちが少し豊かになったように感じられる事と思います。
ぜひ生活の中にお花を取り入れて季節を感じてみては如何でしょうか?


Living With Flowers Everyday


お忙しい方は切り花一輪でも!お近くのAoyama Flower Marketでお待ちしております。


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個人邸の庭で実ったワイルドストロベリー




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アーネストコラム「酒酒落落」グリーンコーディネーター幸繁信裕さん・矢野志保子さん VOL.2「緑化について」

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年4月30日

「緑化について」


最近は新しく出来る施設には必ずと言って良いほど緑化が施されています。
大きな施設になれば、市や区の条例に緑化基準というものが存在するため、否が応でも一定の面積を緑化しなければいけないのですが、それを差し引いたとしても、緑化に対する要望は増すばかりです。


「緑化」とは植物が存在しない場所に人工的に生育可能な環境を作り上げ、空間を美しく快適な場所に変化させる事。対象場所はまさしく空間の全て。建物の内外の床、壁、天井はもちろん、空中を緑化したりファニチャーと一体化させたり。そこには様々なアイデアのほか技術・ノウハウが必要ですが、何より大切なのは植物の気持ちになって考えてあげること。また数年、数十年の時間感覚も必要です。


緑化の目的は用途により様々です。遮光、断熱、防風や目隠し、土壌強化、環境改善など「機能的」なことから、華やかさ・うるおい・癒やし・上質・おもしろみなど「感覚的、感性的」な需要も多いです。


それらの中でわたしたちが一番心がけていることは「つながり」です。
植物は自然と街、街と建築、建築と人、そして人と人をつなげることができる、ひと・こと・ものをつなげることができる大きな力をもっているからです。


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写真左:浮遊しているかのようなグリーン
写真右:テーブルと一体化したグリーン


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写真左:床から直接生えているかのようなデザイン
写真右:レストスペースの壁面緑化


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写真左:トイレ手洗い周りの緑化
写真右:開放的な屋上緑化


* * *


商業施設においての緑化は、空間に華やぎと上質を与えてくれます。
また、横空間や縦空間に緑化を施すことにより全体がつながり、心理的に気持ちよく、ゆったりとした回遊を促します。
レストスペースの緑化はお客様の滞在時間を長くし、購買率の上昇につながります。
人が集まる公園でゆっくり楽しくお買い物してまわるような、そんなサードプレイスに緑化はマストです。


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商業施設に設けられたレストスペース




オフィスの場合は、固い雰囲気になりがちな空間を植物が和らげてくれます。また、緑を見つめることで目の疲れが癒される、筋肉の緊張が取れる、という効果がさまざまな実験データから立証されており、快適に働く環境作りのためにも、もはや緑化は欠かす事は出来ないアイテムかもしれません。


さらに、緑のある空間はちょっと贅沢なワンランク上の印象を与えてくれます。
植物はオブジェ的な美しさも持っているのです。
来客をもてなす、新規雇用に結びつけるなど、いずれも会社の印象を高める為のアイテムとしての緑の存在は効果的です。


植物はスタッフ間のコミュニケーションも高めてくれます。スタッフの方自らがグリーンの手入れをする事により、異なる部署間でも植物の話題をきっかけに会話をする機会が増えたとお客様より報告を頂くこともあります。


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会社の顔となるエントランス


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緑に包まれたミーティングスペース


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オフィス内のレストスペース


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お気に入りを選び自由にデスクに飾れるグリーン


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レストスペースに置かれたグリーンの育て方カード




個人邸に於いてはさらに植物との関わりは密になってきます。
自然環境に入っていき体験することで人はさまざまなことを学びますが、日常的に緑を感じること、緑を育てること、それらが与えてくれるものは計り知れないと思います。
心豊かな人格形成も担い、お子様がいる家庭には是非オススメ致します。
育てる楽しみに加え、ハーブや野菜なら食べる楽しみもあります。
楽しい思い出として記憶に残れば自然を愛する心を育くむ土台となってくれるかもしれませんね。


家族で一緒に育てることでコミュニケーションや共有、共通意識もより高まります。そう、植物は物静かなペットであり、先生であり、豊かな生活のパートナーであるのです。


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写真左:個人邸のお庭にて。施主様のお子様と一緒に
写真右:個人邸のインドアグリーン


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個人邸のバルコニーガーデン


* * *


余談ですが、先日上野公園に行き子どもと一緒にイチョウの大木の下のベンチで一休みしました。暖かい日でしたので、イチョウの木陰は程よく快適で、しかも上を見上げると新緑が太陽の光できらきらと光って本当に綺麗〜。
と、じーとみているうちに、とても気持ち良い感覚となり、リラックスできたと感じました。
緑の効果ってすごいです。


今は技術の進歩もあり、アイデア次第で様々な場所を緑化することが出来ます。しかも植物という素材は多様性があり豊富で魅惑的です。
自由度も増し表現手法も多彩になってきました。
これから、緑化のありかたもどんどん進化するかもしれません。


緑豊かな環境がもっと身近にあれば人はもっと心豊かになれると思います。
その為にはやはり人と緑が触れ合えるような環境作りが大切です。


緑と触れ合い、緑を通して四季の移ろいを感じることは人間の豊かな心を育む為の源泉だと思います。
自然そのものを扱う私たちにとって緑を増やす事は大切なミッションかもしれませんが、緑や自然がもたらす効果を最大限に引き出すことによって人が楽しさや快適性を感じ、さらにそれが人と人を繋ぐコミュニケーションツールとなる。それが都市の緑化において何よりも大切なことだと私たちは考えています。




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アーネストコラム「酒酒落落」グリーンコーディネーター幸繁信裕さん・矢野志保子さん VOL.1「緑の仕事」

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年4月22日

「緑の仕事」


この度、ご縁あってアーネスト様のブログに連載させていただく事となりました事感謝致します。これから4回にわたり我々の仕事の紹介と、緑と人との繋がりについて少しお話させて頂こうと思います。どうぞよろしくお願い致します。


* * *


寒さも和らぎ、やっと春らしい陽気になりました。
(すでに半袖で過ごせてしまう日もありますが・・・)
ところで、1年のうち最もお花が売れる時期をご存知ですか?
きっと皆さんの想像通りではないでしょうか?
答えは「春」です。
春に出回る花は種類が多く、他の季節には少ない春らしいパステルカラーの優しい色合いが人々を引きつけるのかもしれません。
でもきっとそれだけでは無いように思います。
冬の間じっと寒さに耐えた木々達が、この時と言わんばかりに一斉に芽吹く姿はまさに生命が輝く瞬間。
人は知らず知らずのうちにそんな自然の姿に感化され、身近に取り入れたいという欲求が生まれるのではないでしょうか?
少なくとも私はこの時期特に、自宅の狭い玄関ポーチを花でいっぱいにしたい!そんな欲求に駆られる一人であることは間違いありません。


少し話がそれてしまいましたが、都会でそのような自然の美しさに心を奪われる機会って少ないですよね?


多くの人間が活動する土地として機能する以上それは仕方の無い事ですが、
せめて限られた土地や空間に緑を取り入れようとするならば、
植物の美しさを引き立てダイナミックさが感じられるコーディネートが必要です。
更に人と植物が関われるちょっとしたアイデアがあれば、人はもっと植物のある生活を楽しむことが出来るようになるのでは無いのでしょうか?
そういった視点から、私たちは施設の緑化やお庭のデザインを考え、人と植物がどんな形で関われるのかという事を大切にしながら仕事をさせて頂いております。
それでは、ほんの一例ですが施工例を交え私たちの仕事を紹介させて頂きたいと思います。




◇商業施設 環境装飾


全館いたる場所に緑をふんだんに取り入れた大型商業施設です。
目線に近い場所には本物のグリーンを、メンテナンスが困難な場所にはフェイクを取り入れる事で、まれに見る緑量を実現した施設となりました。
こちらのフロアでは室内にいながら木陰を感じられるような樹種をセレクト。
ライティングにより浮かび上がる植物の影も演出の一つとなっています。


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◇飲食店内 壁面緑化


バーカウンターの背景を壁面緑化で埋め尽くしました。
洗練されたモダン空間の中に浮かび上がる濃密な緑の壁。
熱帯植物のダイナミックで多様な生態を体験することができる
魅力的な空間となっています。


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◇大型複合ビル パティオの緑化


ショップとオフィスを兼ね備えたビル施設のパティオ(中庭)に個性的なプランター&テーブルを製作、施工致しました。曲線デザインとナチュラルな植栽により、ぐっと空間が華やいだ印象となりました。訪れた人が緑に直接触れることができる作りとなっているのも魅力の一つです。


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◇商業施設 環境装飾


駅直結の商業施設に自然をテーマに全フロアにナチュラルな印象の植物を施しました。ベンチに腰掛け木を見上げると、枝に小鳥がとまっています。
時折軽やかな鳥のさえずりが聞こえます。(鳥の巣にスピーカーを内蔵しました)そんなサプライズのある提案を実現させて頂きました。


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◇ガーデン、外構


個人邸、ショップ、マンション、商業施設に加え。最近は緑を取り入れるオフィスビル、飲食ビルも増えています
緑がある事で印象が上がりテナントの入居率が上がるのだそうです。
また、人通りの多い場所でお庭を作っていると本当にしょっちゅう声をかけられます。時には素敵な庭を作ってくれてありがとうというお言葉を頂戴することも・・・。ご自分のお庭でないにもかかわらず。です。
それだけ多くの方が、身近にあるお庭に対して美しくあって欲しいと望んでいるのでしょう。


◇複合施設の外構植栽
グラス類をふんだんに取り入れ、風を感じる庭となりました。
外観とのコントラスト、高低差を意識し明るく爽やかな印象に仕上げました。


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◇マンション花壇


もともと植えられていたさつきを撤去し、ミモザやローズマリーなどシルバーリーフを多く用いた植栽に改修しました。ナチュラルで大人っぽい印象のエントランスガーデンとなりました。


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◇つる植物を用いた外構植栽


ステンレス製のワイヤーとつる植物による植栽デザインです。
ワイヤーの自在性を生かすことで様々な場所にオリジナリティある植栽を施す事ができます。
これからつるがどんどん伸びて、どんな外観を作ってくれるのでしょう。
そんな変化も楽しめるデザインです。


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今年はお庭の仕事が増えそうです。
すでにいくつか決定した案件もあり今から施工が楽しみです。完成しましたら、ホームページにUPしますので是非チェックしてみてください。




◇シーズンディスプレイ


商業施設にとってクリスマスは年末を盛り上げる1年間で最大のイベントとなります。10月に入るとすでに業界はクリスマスムード・・・にわかに忙しさが増してくるこの時期、我々にとっても夜も眠れぬ季節の到来となります。


毎年様々なテーマを元に、マンション等に設置するツリー1本から商業施設など大掛かりなものまで承りスタッフ総出で作業しております。


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今回仕事内容の全てをご紹介できませんでしたが、それ以外にも、インドアグリーンの販売、レンタル、フラワーアレンジや祝い花、イベント装飾など、緑に関する事なら何でも承っています。
興味を持たれた方は是非こちらも覗いてみてください。

http://bgreens.jp/index.html


次回は「緑化について」
緑化をする事の意義や効果などを綴らせて頂きたいと思います。




* * *


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アーネストコラム酒酒落落 第19回連載は初登場のお二人です。

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2013年4月15日

アーネストとご縁が繋がった方々に、それぞれの視点で自由にテーマを設定・執筆していただく全4回の連載コラム「洒洒落落」、19回目を次週より掲載いたします。


今回のゲストは、生活の場や商業施設など室内外の空間緑化プランニングを手がける“グリーンのプロフェッショナル”、幸繁(こうしげ)信裕さんと矢野志保子さんのお二人です。


〜プロフィールご紹介〜


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幸繁信裕さん


1973年5月22日東京生まれ。
東京農業大学卒業後、1996年に植物を扱った空間装飾、造園、舞台装飾、園芸ショップ、フラワーショップを営む会社に入社。
小売り業、オンライン事業、ガーデニング雑貨のホールセール、バイヤーを経て、「豊かな時間」をインテリアとグリーンのアプローチから追求するライフスタイルデザインユニットを立ち上げる。
数々のインテリアショップ・アパレルブランド・雑誌社とライフスタイルグリーンを発信し、住空間を中心にグリーンコーディネートを行う。
のち、青山フラワーマーケットを展開する(株)パーク・コーポレーションでグリーン事業を立ち上げ、グリーン専門ショップ、ホールセール、室内外の空間緑化企画・施工、緑化空間のグリーン育成管理の4部を運営。
現在は主に室内外の空間緑化プランニングを行っている。
空間だけでなく、衣食住のアプローチからグリーンライフスタイルを追求していくプロジェクトを考察中。


趣味:樹、草花、バイク全般、キャンプ、旅、釣り、ギター、天体、山、スノボ、
尊敬する人:吉田龍太郎さん、井上英明さん、小山薫堂さん




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矢野志保子さん


1974年12月2日生まれ。秋田県角館町出身
1999年東光園入社(現グリーン・ワイズ)ELGDESIGN UNIT配属
インテリアショップ等へのグリーン卸事業を展開、
2004年退職を機に8ヶ月間かけ日本各地を巡る
2006年株式会社パーク・コーポレーション入社
グリーン専門部署jungleDIVISION(ジャングルディビジョン)設立、商業施設、オフィスなど、様々な空間の環境装飾に携わる。
2009年独立
2010年長女出産
2012年株式会社Breathgreen&spring創業を機に復帰


趣味:登山、釣り、読書




* * *


かつて同じ場所で働いていたというお二人。
今は活躍の場を広げられ、グリーンがもたらすあらゆる可能性を模索しながら数々のプロジェクトを成功されておられます。


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作品例:
商業施設内イベント広場を、緑豊かな公園をコンセプトにグリーンをコーディネート、施工を実施されました。


グリーンが人々や生活にもたらすもの。
また商業施設などの公共の場でのグリーンの可能性など、
お二人の視点からご執筆いただく予定ですので、お楽しみに!


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Breath green&spring(ブレスグリーンアンドスプリング)


「自然の本質的な美しさや尊さを感じることは、人々の生活や時間をより豊かなものにしてくれる」
そんな想いから、クライアントに感動を与えるモノや空間や時間を、コミュニケーションを大切に制作。
個人宅のテラスや鉢植えから大型商業施設の空間デザインまで、活躍のステージは広がっています。


また、2013年3月には、お二人が編集とグリーンコーディネートに携わった書籍「贈ろう、飾ろう インドアグリーンと小さな花鉢」が主婦の友社より発売されました。


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聖樹・巨樹研究家の杉原梨江子さん監修のもと、「運気を高める」グリーンの贈り方・飾り方の実例が多数掲載されています。こちらもぜひご覧下さい。




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新パンフレットリリース&駒沢ショウルーム春のイベントのお知らせ

  • ABOUT US
  • 2013年4月08日

すっかり春めいて参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


アーネストグループのリフォーム・リノベーション部門「クラフトスピリッツ」の新しいパンフレットが完成いたしましたのでお知らせいたします。


名前を 「Refine(リファイン)」 といいます。


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「建物を改築するだけでなく、新たな「輝き」を与えていく」
アーネストがリフォームを行う上で大切にしている想いを込めて名付けました。


フルスケルトンにし全面改築を実施した住宅リフォームや、キッチン・バスルームなどピンポイントで施工を実施した部分リフォーム、ビューティサロンやホテルのエントランスロビー、シェアハウスなどの商業施設リフォームなど、さまざまな実例をご紹介しております。


ウェブサイトや動画でお楽しみいただけるDVDと同様、アーネストの世界観を感じていただけるツールとなっておりますのでぜひご覧下さい。


資料請求はアーネストグループ各社ウェブサイトの資料請求フォームより承ります。


* * *


アーネストの駒沢ショウルームにも、春の訪れです。


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活け込みも色とりどり。


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水盤やウォータースクリーンも涼やかに感じられる季節となりました。




木々がいっせいに芽吹くように、人々も活動的になるよい時期ですが、駒沢公園ハウジングギャラリーでは様々なイベントが開催される予定です。


2013年4月29日までの土曜・日曜・祝日には動物とのふれあい広場や体験講座、不動産コンサルタントや税理士による相談会などが実施されます。


イベントの詳細はこちらのウェブサイトからご覧いただけます。
住宅展示場ガイド「e-a-site.com」
http://www.e-a-site.com/events/detail/20/1000


ご家族で、お友達同士で、ぜひ足をお運びいただければと存じます。


皆様のご来場をお待ちしております。




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