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そして、いよいよ実際の施工に移るわけですね。
設計時に比べ、工事に入ってからは情報が途切れがちになり、 お客様に不安感を与えたり、情報がないためにいろいろな混乱が起きたりと、いろいろなことが出てきます。 たとえば、工事に入るとさまざまな事情で設計側で決めた順序が変わってきたりすることがあります。
企画部門がアイディア豊富な脚本家なら、実施設計部門はより現場に近い演出家のような感じですね。
そうです。 実施設計段階ではお客様のご要望に基づき、設計者は空調、換気設備、電気設備、衛生設備、構造の担当者、インテリアデザイナー、CGプレゼンター、ディティーラーなど多数の社内専門分野のメンバーと協力して、 さまざまな角度からの検討を行い、また音響、映像、プール、ジャグジー、造園、セキュリティー等々の社外の専門業者からの情報の取得、検証を行わなくてはなりません。