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Vol.2 企業コンセプト2

  • 社長インタビュー
  • 2006年10月02日

江川邸L1.jpg

――アーネストホームが考える住まい作りとはどのようなものでしょうか。
当社が一番重視しているのは、住む人の姿勢が反映するデザインと、
個々によって異なる豊かさの表現、そして十分な生活機能の両立です。
最近の若い設計者の作品は、予算の問題もあるのでしょうが、
何もかもそぎ落とすという傾向が目立ちますが、
それでは豊かさの表現はできないと思います。
その一方で、デザイン性を重視するあまり、生活環境としての機能に
支障をきたしているものも多くなっているようです。
例えば、暑さ寒さに始まり、生活動線や収納の問題など、
細かな部分を住宅の場合はなおざりにはできません。


そういった機能がきちんと充実しているからこそ、デザインは光ってくるものなのです。例えでよく使うのですが、当社が目指しているものは車でいうと「ベンツ」なのです。
住宅は一時期言われていたように消費するものではなく、
次の時代にまで通用するものにしていかなくてはなりません。
そのためには設計する側が、保守や点検などのメンテナンス機構をしっかり持っている必要があります。
――建てた以降も含めてが、住まい作りと捉えているわけですね。
その通りです。当社では法規で定められている10年間の管理というものはもちろん、
それ以外にも定期点検を行っています。
そこから見つかった問題点、改良点をさらに現在作っているものに
フィードバックしていかなくてはなりませんし。
例えば選択して使った素材が、数年後には予想外の経年変化や機能的に不十分だったなどの理由で使えなくなるなんてことも往々にしてあることなんです。
――そういった場合は、どのような対処をなさるのですか。
使えなくなるわけですが、ただ切り捨てるのではなく、
その代わりにどのようなものが使えるか、という風に考えます。
切り捨てるばかりだと、デザインの幅を狭めるだけなんですよ。
この素材なら代わりになる、こう処置をすれば使えるといった試行錯誤を繰り返します。そのためには膨大なデータの蓄積が必要になります。
当社でも創立から25年間の蓄積はありますが、まだまだ足りない、
というよりも、これは終わらない作業ですね。
それでも諦めないで辛抱強くやっていかなくてはならないわけです。
――広い視野とスパンで、住まいを考えていられるわけですね。
私たちが目指している住宅作りは、デザイン性、機能性、保守点検の
3つの大きな柱がつねに機能しているものです。
そのためには設計施工は家づくりの基本ですし、
それを支えるさまざまな部分も重要であると考えています。

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