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Vol.4 企業内容1

  • 社長インタビュー
  • 2006年10月17日

奥隅邸テラス1.jpg


今回から何回かに分けて、アーネストホームの企業内容をお伺いしていきたいと思います。まずは最初に、創立までの流れをお聞かせください。
私は建築を学んだ大学時代から、住宅を手がけたいとずっと考えていて、
住宅部門のある大成建設に入社しました。
10年以上勤め、最後にやった仕事は商品企画でした。
それを事業化させる段階まで進んだときに、もう少しデザイン性を高めたいと考え、
設計スタッフの営業前線への配属提案したのですが、認めてもらえませんでした。
そのときに企業内でやる仕事の限界を感じ、
住宅を求めているお客様と、自分たちが直接関われるような組織を
作りたいと考え、仲間16人でアーネストホームを創立しました。


前回までにお話いただいたコンセプトの実現のために、独立されたわけですね。
そうですね。そのために大企業でも、個人設計事務所でもない、
住宅に特化した現在のスタイルにしました。
実際の設計の進め方はどのようになっているのでしょうか。
当社の設計は組織設計なので、通常の個人設計事務所とは違う流れになっています。
まず最初に、私自身がクライアントにお会いします。
この段階でクライアントが持っているイメージというのは、
あいまいな場合が多く、家族の人数であるとか大まかな予算といった、
基本的な部分しか理解していないことがほとんどです。
ここでの私の仕事は一種のカウンセラーとでも言えるようなもので、
クライアントが持っている人生のバックボーンや、
これまでの経験を伺うことから始まります。
その中から、住まいを建てたいと考えた最大の要因は何なのかということを聞き出していきます。
そして、私も含めた約10名の企画メンバーでプランを練り上げていきます。クライアントが求めていることを、実際の例などを提示して求めるデザインスタイルを分析し、
地形や環境なども考慮しながら、プレゼンテーションとしてまとめて行きます。この段階で最優先されるのはデザイン性とコンセプトですね。
クライアントがおぼろげに求めているものを、明確な形にしていく作業になります。
私たちは、このプレゼンテーションを脚本と考えています。
基本設計に近いものですが、もう少しアバウトで、
いわばプロトタイプのようなものです。
お客様が望んでいらっしゃるのは本当はこういうことなんですよ、
ということを示してさしあげるためです。
そのため、場合によってはクライアントが最初が言っていたものと、少し変わる場合もあります。
こちらのほうがいいですよ、と提案するわけですね。
そういう意味では、当社のプレゼンテーションは、
クライアントの言ったことのさらにその奥に潜むもの提案することが多いかもしれませんね。

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