PAGETOP

アーネストブログ ENTRY

  • アーネストホーム 資料請求アンケート
  • アーネストホーム CD-ROMアンケート
メインコンテンツ
  • ENTRY
  • BLOG TOP

Vol.6 企業内容3

  • 社長インタビュー
  • 2006年10月31日

206.10.31.jpg

お話を伺っていると、住宅というのは人生でも大きな要素のひとつなので、クライアントとの当初のミーティングは、ある意味で人生相談のようにも見えますね。
私はもう60歳に近いんですよ。それでお客様でいちばん多い世代は30代、40代の方なんです。
まだまだ、これから人生がどうなるかわからない年齢で依頼してくる方が多いわけです。
子供が生まれたり、親と同居する可能性のことであったり。
そういった部分で意見を言うのは、人生相談に近いかもしれませんね。


いま建築の雑誌などでは、狭い土地でアクロバティックな建て方をしているものがよく紹介されていたりするのですが、
それがたとえば建築家の自邸であるとか、プロモーション的なものであればいいのですが、
一般の方がその家に住む場合に果たして快適なのかと考えることがあります。
それこそ30、40の若いうちは問題ないでしょうが、
50、60になったときにどうかということなんです。
終の家と思っているのなら、それはやめた方がいいだろうと。
狭い土地ならば、将来的な部分もふまえてこういった手段もありますよというのを、
どれだけ多く提示できるかというのも、プレゼンテーションの重要な役割だと思っています。
そうしたプレゼンテーションを経てクライアントの正式な依頼が出たら、いよいよ実施設計に移るわけですね。
プレゼンテーションで練り上げたプロトタイプを、現実の中に呼び込んでいくのが実施設計だと考えています。
実施設計は夢を具現化する過程です。そこには技術的な問題に始まり、生活を投影した諸条件も入ってきます。
また、お客様からはさらに細かい要望も出てきます。それらをすべて調整する、いわば舵取り役が実施設計者だと思います。
ほとんどの場合、この段階で大きくデザインが変わることはないので、まずは細かい使い勝手や使う素材、
あとは予算などのすり合わせをしながら、細部を詰めていくことになります。
それが終わって、ようやく実際の図面作業に取り掛かるという流れですね。
そこから、さまざまなセクションのトータルの作業で、完成度を高めていくというのがアーネストホームのやり方になります。

PAGETOP