展示場から花便りです。
気が付けばもう2月も半ばを過ぎました。
今年は暖冬も相まって、春の訪れが早いようです。
花壇に植えられたチューリップも芽を出し、
すくすくと伸びています。
12球植えられていますが・・・さて、何色が咲くのでしょうか?
皆さんはチューリップの花言葉をご存知ですか?
愛嬌のある花の形とは裏腹で、意外と悲しいものが多いのです。
赤:愛の告白
白:失われた愛、失恋
黄:望みのない愛
紫:不滅の愛
桃:年頃
これにはチューリップの伝説が由来しています。
あるところに美しい少女がおりました。
少女を見初めた三人の騎士が少女に求婚をしました。
騎士たちはそれぞれの家宝を少女に捧げました。
ひとりの騎士は王冠を
ひとりの騎士は剣を
ひとりの騎士は黄金を
誰一人断ることの出来ない少女は苦悩し、
花の女神フローラに願いました。
「私を一輪の花に変えてください」
女神は少女を苦しみから救うため、
チューリップの花に変えました。
王冠は花に、剣は派に、黄金は球根に
名残を繋いで、春の日に咲き誇っています。