写真中央、ニシザキ工芸株式会社 西崎克治社長
アーネストコラム「洒洒落落」は各分野で
ご活躍の方々がそれぞれの視点で自由に
テーマを設定し寄稿いただきご紹介させて
いただく連載コラムです。
第3回の担当は
東京・深川の江戸指物師の家に生まれ、現在は
モダンなインテリア空間にあったオーダー家具
キッチン製造を手掛けながら「深川八幡祭り」
総代もつとめるニシザキ工芸株式会社の西崎克治さん
テーマは
職人の技が息づく家づくり
〜表札から荘厳なお神輿まで日本の手業を住宅に残したい
家づくりに関わる職人達は、普段表に出ない縁
の下の力持ちです。しかし実際に手を動かし、
家という物を作り上げているのは彼らなのです。
ハイセンスな空間や家具も、デザインだけでは
成り立ちません。高度な職人の腕前と、自在に
操られる道具があってこそ、五感に訴える住宅
は生まれます。完成した建物にかくれている職
人達の技や道具を、4回に分けてご紹介したい
と思います。
ニシザキ工芸株式会社 西崎克治
*ニシザキ工芸株式会社 西崎克治社長の寄稿
は4月26日(月)よりスタート致します。
ニシザキ工芸
http://www.nishizaki.co.jp/
東京・深川でオーダー家具やオーダーキッチン
を製造するニシザキ工芸は、一昔前までは神
楽坂にも店を構え、花柳界に火鉢や脇息、衣
桁、鏡台などを納めていた江戸指物(さしもの)
師でした。指物の伝統を踏襲しながら現代の
インテリア空間にあった仕事を手掛けていま
す。また地元・深川八幡祭りには会社ぐるみ
で毎回参加し「富岡八幡宮神輿総代連合会」
の総代として、来年の大祭にむけての活動を
開始したところです。