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ROSSO/SCUDERIA編集長 平井 大介さん vol.3 スーパーカー最新事情:ポルシェ編

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2010年7月21日

前回、前々回とご紹介したフェラーリ、ランボルギーニ
は、いずれもイタリアのブランド。ランボルギーニは現在
資本こそドイツのアウディの傘下に入っていますが、美
を大切にする創業からのイタリアンスピリットを失わない
まま、アウディの先進技術と相俟ってクオリティの高い
クルマ造りを続けています。合併の幸運な例といえるで
しょう。

今回ご紹介するポルシェは、もちろんドイツのブランド。
取材などでドイツを訪れるたび、「ああ、良い国だなあ」
と感じ入る機会が多いのですが、ポルシェはまさに、ド
イツの空気をそのまま具体化したクルマといっていいと
思います。とにかくイイのです。例えば写真の911カレラ
のMTシフトを操ればそのカチッとした手ごたえに工業製
品としての完成度の高さを感じます。まさに非の打ちど
ころがないんですね。

ただ私の場合、あまりの隙のなさに馴染めないという
思いが実はありました。イタリア車は隙だらけですが
(笑)、その分しっかり長所を伸ばして、五感に訴えか
けるクルマを造らせたらピカイチです。逆にドイツは長所
だらけで、可愛げがないと。

しかし、2010年6月号でみっちりポルシェ特集を作って
から、その思いは一変。だって、完璧なのです。素直
にそれを認めたら、ポルシェ以外ありえない、とまで思
ってしまいました。名車中の名車である73カレラ、934
カレラGT、SUVのカイエンなど、さまざまなモデルがあ
りますが、997カレラのMTのフルノーマルモデル、私の
中ではこれに尽きます。間違いのない良さ。それがまさ
にポルシェの魅力ではないでしょうか。

次回は英国が誇るスタイリッシュスーパーカー、アストン
マーティンについてご紹介します。

Porsche01.jpg
ポルシェ911(997)カレラのMT。これに乗って
ポルシェに目覚めました。


Porsche02.jpg
ポルシェ934。昔、これのタミヤ製ラジコンで
遊んだ方も多いのでは?


Porsche03.jpg
いわゆる『ナナサン・カレラ』。今も昔も911と
ひと目でわかるのがスゴイです。



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vol.1 スーパーカー最新事情:フェラーリ編
vol.2 スーパーカー最新事情:ランボルギーニ編

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